ペルテス病とは?

 

正式にはレッグ‐カルベ‐ペルテス病(L‐C‐P病)と呼ばれますが、日本では慣用的にペルテス病と呼ばれています。

 

小児期に、股関節内の大腿骨頭(だいたいこつとう)(大腿骨の骨盤側、球形のため骨頭と呼ばれる)部の骨端核(こつたんかく)(成長軟骨部)が障害される病気です。

 

股関節痛のため歩行が困難になったり、跛行(はこう)(歩く様子に異常を認めること。左右の下肢長が異なること、痛み、筋力低下などが原因で起こる)を生じます。

 

骨端症の一種で、同じ部位に発生する成人の大腿骨頭壊死症と異なり、小児の旺盛な修復機転により骨成長期を通じて大腿骨頭は修復されます。

 

病変部の大小により治癒の程度に差を生じます。

 

大腿骨頭骨端核(成長部)の血流障害と考えられていますが、血流障害が発生する原因は不明です。

 

骨端症のなかでは最も頻度が高く、3〜4歳から10代前半までの広い年代に発生します。男子に多くみられます。