大腿骨頭壊死症とは?

 

股関節内の大腿骨頭(大腿骨の骨盤側、球形の形のため骨頭と呼ばれる)の軟骨直下の骨が、血行障害により栄養分がとれずに壊死状態になって脆弱化(ぜいじゃくか)し、つぶれて破壊される病変です。

 

小児に発生するペルテス病は、ほぼ同様の部位に発生しますが、修復能力が高いことが特徴です。大腿骨頭壊死は大人の血行障害のため、小児のような修復は望めず、治りにくく、厚生労働省の難病に指定されています。

 

アルコール愛飲歴があるか、ステロイド薬大量投与の既往がある人に股関節痛がある場合は、X線やMRIの検査を受けて大腿骨頭壊死か否かの診断を受ける必要があります。

 

股関節の痛みとして発症します。左右両側に発生する場合が半数近くを占めますが、症状の出現時期は異なることが多いです。