ヒアルロン酸はどんな効果があるのか?

関節には滑膜でつくられる関節液(滑液)が充満しています。この滑液の役割は関節の保護と栄養を与える役割があります。

 

軟骨には神経も血管も通っていません。(軟骨に神経が通っていたらすり減るたびに出血して痛むので都合が悪いためです。人間はすごいです。)

 

軟骨はすり減ったり再生したりと繰り返していて、年齢とともにこのサイクルが崩れます。

すり減りが進み再生が追いつかないのです。これが軟骨がすり減っているとレントゲンで言われることです。

 

このサイクルが乱れるのは老化だけでもなく、炎症が関節に起こると滑膜から軟骨に栄養が生きにくくなる理由もあると考えます。

 

え?軟骨には神経や血管が通っていないのでは?それなら痛みはないはずなのに痛いのは?

 

そうなんです。

 

本当は関節が痛むのでなく、すり減った軟骨のカスが滑膜を刺激して炎症を引き起こし痛むのが正解らしいです。

 

炎症が長く続く事の危険性は、炎症物質は健康な組織も破壊してしまう恐れがあるからです。そして繊維化して組織を硬化したりと・・。

 

関節液(滑液)の成分に特に重要なヒアルロン酸があり、これは粘度があり潤滑の役割を担っています。この粘度が低下したり少なくなったりすることが関節を痛める原因になるため、注射でヒアルロン酸を入れるのです。

 

運動時、関節液は、流速が減少すると粘性が増すと性質があり、潤滑機構を円滑にしています。だから適度の運動(関節の動き)が必要になるのです。動かすことで軟骨細胞に滑液が染み込み栄養補給して軟骨の修復を促すのです。(ジグリング:貧乏ゆすりはすごい

 

動かさないのは逆効果という事です。

 

ヒアルロン酸注射の効果は、関節の衝撃から守るすり減りから守る作用があるため、注射で一時的に良くなるが、限界もあると考えます。

 

私的に考えると、関節の摩耗は関節をまたぐ筋肉の緊張(硬くなる縮む)が関節の隙間を狭めて摩耗しやすい環境があり、すり減りが進んで修復が間に合わないために起こる。

 

まず膝でも股関節でも腰でも関節を構成している筋肉を徹底的に緩めることが最優先と考えます。

 

参考サイト(脇田整形外科:https://www.wakitaseikeigeka.com/diagnosis/?p=543